2号棟の摘芯をしました。
どもどもWです。
先月の頭と末にトマトを6棟分定植したのですが、なかでも2号棟の成長が早く、今日摘芯という作業をしました。
ちょっと見難い写真ですみませんが、私たちは現在ハウスの中にこのように小さなトンネルをもう1つ作ってその中でトマトを育てています。
地温が下がりすぎないようにマルチ(黒い薄いビニール)をかけ、さらに土中にチューブを這わせてお湯を流して地温を上げているため朝方はこのようにトンネル内が濡れております。
2/3に植えた2号棟のトマトはもはやこのトンネルの天井まで背丈があり、わき芽も大きくなってきました。
ここまできたら摘芯を行います。
「摘芯」を簡単に説明しますと、主枝の生長点を摘み取ることにより植物の高さを制限することなのですが、トマトなどの場合摘み取った生長点のすぐ下のわき芽を生長させて収穫量を増やす方法です。
わかりやすいように写真を見てみましょう。
若い枝が2つ出てきていますね。これを生長させると主枝と同じように花がつき実がなりますので1本で2本分の収穫が望めるわけです。
このわき芽からまたわき芽が出てくるわけですが、トマトに充分に栄養が行き渡らなくなるのでこの生長させるわき芽以外は全て摘み取ります。
摘芯を終えた2号棟の様子。
生長点を切り取られてしまったので傷口を修復しようと生長は一時的に止まりますが、修復が終わり次第残したわき芽がぐんぐん育っていきます。
2/3に定植したうち1号棟と3号棟も大きくなり次第この摘芯という作業を行っていきます。