紅花播種

どもどもWです。

先週までは5月下旬くらいの陽気だったのですがまた寒くなりましたね。

朝と日中との差が20℃くらいあるのでこまめに温度計のチェックを行っております。

 

さて、先週末から急に雨続きになってしまっていますが、今日は雨雲の合間を縫って紅花の播種を行いました。

室町時代に山形に入ってきた紅花は、山形の気候や土壌や最上川舟運などの要員もあってか、江戸時代中期以降に全盛を迎えます。

「東の最上紅花、西の阿波の藍玉」と呼ばれるほど江戸時代を代表する染料となりましたが、明治時代に入ってきた中国産紅花や化学染料の影響で急速に衰退して行きます。

戦後、日本産の紅花を宮内庁が探し回りましたが既に紅花産業は壊滅しており、偶然にも一握りの紅花の種子が見つかったのが私たちタックルファームがある山形県山形市漆山地区なのです。

私たちはその一握りの種から増やされた紅花を譲り受け、毎年植えてさらに種を採って紅花という文化を命を繋いでおります。

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まずはトラクターで耕耘した畑をならしていきます。

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次にこの播種機で植えていきます。

曲がらないように紐を張りながら植えていきます。

来週あたりには芽が出る予定です。